この記事では、「ご覧ください」に代わるさまざまな言い回しをご紹介します。
利用シーンに合わせて、
- ビジネス向けの丁寧な表現
- カジュアルな場面で使える表現
という2つの視点から、使いやすい言葉をまとめました。
トレトレ一緒に勉強していきましょう!
ビジネスでの「ご覧ください」の言い換え

ビジネスシーンで役立つ、改まった印象のある言葉を中心にご紹介します。
ご参照ください
参考資料などに目を通してほしいときに使われる表現です。
「ご覧ください」よりも「何かの手がかりとして確認してほしい」というニュアンスが強く、会議資料やマニュアルの提示などに適しています。
ご査収ください
こちらは、相手に何らかの書類やデータなどを送った際に、「しっかり確認のうえで受け取ってください」という意味合いで使われます。
チェックして問題がないか見てほしいときに便利な表現です。
ご高覧ください
文語的で格式のある言い回しで、目上の方に対して用いるのが一般的です。
美術展や出版物の紹介など、改まった案内文によく使われる表現です。
ご確認ください
ただ見てほしいのではなく、「内容に誤りがないかチェックしてもらいたい」という場面に最適です。
ビジネスメールでは頻出の表現で、納品物や報告書などに添えられることが多い言い回しです。
ご一読ください
文章や書類など、読むことを前提とした内容に使う敬語です。
「ご覧ください」があらゆる対象に使えるのに対し、「ご一読ください」は文章限定の表現で、契約書や取引条件などをきちんと読んでほしいときに適しています。
お目通しください
こちらは、特に目上の方に書類などを見てもらいたい場面で用います。
「内容の詳細確認までは求めないが、ひととおり読んでいただけると助かる」といった控えめな丁寧さがあり、柔らかい印象を与えます。
「ご覧ください」の意味とは?

ここでは、「ご覧ください」という表現の意味や使い方を整理してみましょう。
意味の概要
「ご覧ください」は、「見てください」を丁寧にした言い回しで、相手に何かを目にしてもらいたいときに使われます。
視覚的に確認してほしい場合はもちろん、場合によっては文章や資料を読んでもらうシーンでも使われます。
たとえば、次のようなニュアンスがあります。
- 目を通して確認してほしい
- 文章や画像などを見てもらいたい
- 丁寧に「見てください」と伝えるときの表現
使用例
実際の場面でどのように使うのか、例文で見てみましょう。
- 「それではこれより会議を始めます。配布資料をご覧くださればと思います。」
- 「右上のグラフにご注目ください。こちらの推移をご覧ください。」
- 「今月完成した弊社の新社屋の写真をご覧ください。」
このように、資料や画像、画面などを見せながら説明を進める場面でよく使われる表現です。
使い方の注意点
この表現を使ううえで、いくつか気をつけておきたいポイントがあります。
- 「これをご覧ください」など、直前にくる言葉も丁寧に整えないと、唐突に聞こえることがあります。説明や案内と組み合わせて自然に使うのがベストです。
- 基本的には目上の人や外部の相手(取引先など)に対して用いるものであり、同僚や部下など親しい間柄に使うと、ややよそよそしい印象を与えることがあります。
- 重要度が高くない内容であっても使える表現のため、「特に強調したいことがあるから使う」というわけではありません。必要に応じて他の表現と使い分けるとよいでしょう。
カジュアルでの「ご覧ください」の言い換え

友人や同僚など、あまりかしこまらずに伝えたいときに使える、ラフな表現をいくつかご紹介します。
目を通してみて
軽く内容を見ておいてほしいときに使える表現です。
「しっかり読む」というより「ざっと確認してほしい」ニュアンスがあり、あまり重くない依頼として伝えたい場面に適しています。
ただし、気軽な分、状況によっては「軽く見られている」と取られることもあるため使い方に注意が必要です。
見てよ
親しい人同士で使える、かなりくだけた言い方です。
フランクな関係性の中で「これ、ちょっと見て!」と伝えたいときに向いており、気軽に使えます。
ただし、初対面の人や目上の人には不向きです。
見てね
画像や文章を共有するときなどに、「あとで見てね!」というように添えるのにぴったりの表現です。
優しい響きがあるため、SNSの投稿やメッセージでもよく使われます。
見てください
「ご覧ください」よりは少しカジュアルでありながら、基本的な丁寧さは保たれているため、同僚や知人に向けて使うにはちょうどよいバランスの言い回しです。
かしこまりすぎず、それでいて失礼になりにくいのが特徴です。
見て
シンプルに「見て」とだけ伝える表現です。
状況を共有したり、視覚的な確認を促したいときに使いやすく、たとえば「背景の色、こっちの方が見やすくない?」といった会話で自然に使えます。
確認して
何かの内容や事実をしっかり確認しておいてほしいときには、「確認して」が便利です。
目を通すだけではなく、数字や条件などが合っているかどうかを見極めてもらいたい場面に向いています。
確かめて
「自分の目でちゃんと見て、間違いがないか確認してほしい」という意思がこもった言い方です。
「確かさ」を重視するニュアンスがあり、自信のある情報や状況を伝えるときに適しています。
チェックしてね
SNS投稿やメッセージなどで、「この記事、読んでみて!」というような軽いノリで使える言い方です。
特に若者や親しい相手とのやり取りでよく見られ、気軽で親しみやすい印象を与えます。
「ご覧ください」のカタカナ・英語の言い換え
- Please look
- プリーズ ルック
- Please take a look
- プリーズ テイク ア ルック
「ご覧ください」の言い換えについてのまとめ
「ご覧ください」に代わる表現には、状況に応じて使える多彩な言い回しが存在します。
どれも似た意味を持っていますが、伝え方のニュアンスや相手との関係性によって、適した言葉は異なります。
場面や相手に合わせて、ぴったりの表現を選ぶよう心がけましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました!
