この記事では、「揉める」に近い意味を持つ言葉や、状況に応じて使い分けられる表現を紹介します。
場面ごとに適した言い回しが分かるよう、仕事のやり取りなどで使いやすいフォーマルな表現と、
友人同士の会話で自然に使えるくだけた表現に分けて、具体例を整理しました。
言葉選びに迷ったときの参考になるよう、実用的な言い換え表現を中心にまとめています。
トレトレ一緒に勉強していきましょう!
ビジネスでの「揉める」の言い換え

ここでは、仕事の場面でも使いやすい、やや改まった「揉める」の言い換え表現を紹介します。
トラブルが生じる
まず挙げられるのが「トラブルが生じる」です。
「揉める」が当事者同士の感情的なやり取りを含むことが多いのに対し、この表現は問題が発生している事実そのものに焦点を当てています。
解決策がまだ見えていない段階を表す際に使われやすい言い回しです。
対立が生じている
次に「対立が生じている」という表現があります。
意見や立場が食い違っている状況をはっきり示す言葉で、関係性が緊張していることを客観的に伝えられます。
対話による解決を前提とした文脈で用いられることも多い表現です。
問題が発生している
3つ目は「問題が発生している」です。
感情を含まない中立的な表現で、事実のみを簡潔に伝えたい場面に向いています。
緊急性があり、冷静な対応が求められる状況でも使いやすい言い回しです。
言い争う
4つ目は「言い争う」です。
互いに感情的になり、言葉で強く主張し合っている状態を指します。
口調や言動が激しくなっている様子を具体的に伝えたい場合に用いられます。
衝突する
5つ目は「衝突する」です。
人そのものではなく、意見や考え方が食い違っていることを表現する際に適しています。
立場や主張の違いが明確になった場面で使われることが多い表現です。
論争
6つ目は「論争」です。
議題をめぐって意見が交わされ、議論が白熱している状態を表します。
「揉める」よりも、議論性や主張の応酬に重点が置かれる言葉です。s
争う
7つ目は「争う」です。
口論に限らず、対立や競り合い全般を含む幅広い表現です。
「揉める」が比較的軽い衝突を指すのに対し、より強い対抗関係を示す場合に使われます。
諍いがある
8つ目は「諍いがある」です。
口論や言い合いを意味するやや文語的な表現で、揉め事全般をやわらかく表現したいときに向いています。
問題視する
9つ目は「問題視する」です。
トラブルに発展する可能性を認識し、議題として取り上げる必要がある状況を示します。
直接的な衝突を表すのではなく、懸念点を指摘するニュアンスがあります。
口論
最後は「口論」です。
言葉を用いて激しく言い合っている様子を明確に示す表現です。
「揉める」が必ずしも言葉の応酬を伴わないのに対し、口論は会話上の争いに限定されます。
「揉める」の意味とは?

ここでは、「揉める」という言葉が持つ意味や使われ方について、あらためて確認していきます。
言葉の意味
- 「揉める」は、複数の人が関わる中で意見や考えが一致せず、対立や混乱が生じる状態を表します。
- 考え方の違いから話が噛み合わなくなり、衝突が起きることや、争いによって場の空気が不安定になる様子を含んだ表現です。
- 単なる意見の相違にとどまらず、感情的なわだかまりや不満が表面化している状況を指すこともあります。
使用例
実際の使い方をイメージしやすいよう、例文をいくつか挙げます。
- 会議は順調に進んでいたものの、ある発言をきっかけに部署内で揉めて、話がこじれてしまった。
- 考え方が根本的に合わないため、あの人とは話し合いのたびに揉めやすい。
- 普段は良好な関係でも、金銭が関係すると途端に揉めることは珍しくない。
使う際の注意点
この言葉には、ネガティブな状況を表す性質があります。そのため、使い方には配慮が必要です。
- 命令形として使うと不自然になりやすく、意図しない強い印象を与えることがあります。
- また、苛立ちや不満が表に出ている状態を含む場合もあり、人や組織に対して使うときは相手への配慮が欠かせません。
- 問題や対立がすでに起きている印象を与えるため、場面によっては別の表現を選んだほうが適切な場合もあります。
カジュアルでの「揉める」の言い換え

ここでは、友人同士の会話や日常のやり取りで使いやすい、「揉める」に近い意味を持つくだけた表現を紹介します。
いざこざがある
まずは「いざこざがある」です。
会話の中で自然に使える口語的な表現で、深刻すぎないトラブルを指す際に向いています。
大事にしたくない出来事や、軽く事情を説明したいときに使いやすい言葉です。
ごたごたが起きる
次に「ごたごたが起きる」という表現があります。
人間関係だけでなく、手続きの不備や予定の食い違いなど、さまざまな要因が重なって混乱している状態を表します。
原因が一つに限定されない点が特徴です。
ごたつく
3つ目は「ごたつく」です。
状況が落ち着かず、物事がスムーズに進まない様子を表す言葉で、相手を明示せずに使えるのがポイントです。
「最近ちょっとごたついていて」といった言い方をすると、詳細に踏み込まれにくくなります。
口喧嘩をする
4つ目は「口喧嘩をする」です。
手を出すような争いではなく、言葉だけで強く言い合っている状態を指します。
恋人や友人との言い合いを表す際によく使われます。
騒ぎになる
5つ目は「騒ぎになる」です。
声や動きが大きくなり、周囲を巻き込むような混乱が生じている場面で使われます。
状況の慌ただしさや落ち着かなさを強調したいときに便利な表現です。
トラブる
6つ目は「トラブる」です。
予定通りに進まなかったり、思わぬ支障が出たりしたときに使われる、かなり砕けた言い方です。
親しい相手との会話など、限られた場面で使うのが適しています。
喧嘩
7つ目は「喧嘩」です。
感情的な対立を示す言葉で、やや子どもっぽい響きがあります。
些細なことで感情がぶつかり合った様子を表す際によく使われます。
言い争い
8つ目は「言い争い」です。
「口論」よりも少し柔らかい印象で、言葉を使って意見をぶつけ合っている状態を指します。
これが原因で関係が悪化するケースも少なくありません。
問題発生
9つ目は「問題発生」です。
当事者同士の対立に限らず、何らかの支障やトラブルが起きたことを広く示す表現です。
原因を詳しく説明しなくても状況を伝えられます。
意見が合わない
最後は「意見が合わない」です。
対立を強く感じさせず、考え方の違いを穏やかに伝えられる表現です。
友人や親しい同僚との会話など、カジュアルな場面に適しています。
「揉める」のカタカナ・英語の言い換え
- quarrel
- have trouble
- トラブル
- アクシデント
- dispute
- argue
- プロブレム
- フリクション
- be at odds
- have a dispute
「揉める」の言い換えについてのまとめ
今回紹介したように、「揉める」に近い意味を持つ表現は数多く存在します。
一見すると似た言葉でも、使われる場面や受け取られ方には細かな違いがあります。
状況や相手との関係性を意識しながら、場にふさわしい言い回しを選ぶことで、より伝わりやすい表現になります。

最後までお読みいただきありがとうございました!
